2015年1月29日木曜日

旬の半幅帯が揃いました。

ようやく今年初めての半幅帯が出そろいました。
ホームページもリニュ―アルし、カタログも完成
したという記念で、今年はまず原点に回帰して、
ご好評いただいた図柄を中心にアップしました。

2015年は新たな三橋工房も展開する予定で、
そのお知らせは後日アップさせていただきます。
春の三橋工房のイベントも決定しましたので、
今後お知らせいたします。どうぞお楽しみに。

ようやくお目見えの半幅帯たちはこちらです。







2015年1月25日日曜日

新しい半幅帯の登場です。

工房に眠っていた図柄をほりおこし、配色に新しい息吹を添えて、
誕生した贅沢な半幅帯です。 「変わり菊唐草×花入り七宝」です。
「変わり菊唐草」の、図柄の持つ抜群の存在感と、「花入り七宝」の
鮮やかなターコイズブルーは、まさに「The 三橋工房」と言えます。
「花入り七宝」は伝統的な図柄ですが、斜めに描かれた何本もの
清々しい「三橋ターコイズブル―」。三橋京子も気に入ってます。
新しくアップした半幅帯はこちらになります。








三橋工房の半幅帯物語②


三橋工房の半幅帯は、伝統的な図柄を現代人に見合う、
斬新な配色で染め上げたところが魅力的なところです。
独自の配色は、写真のような染料をいくつもいくつも
重ね合わせながら、職人の手から生まれていくのです。
また職人の手で、ひとつひとつ長い時間をかけて、
色を染め付けていき、一反の中でも同じ場所には
同じ色は挿すことはしません。それが持ち味です。
故に三橋工房の半幅帯は、同じ図柄でありながらも、
それぞれ別の表情を見せ、独特の風合いになります。





2015年1月20日火曜日

新しいページをアップしました。

三橋工房の半幅帯について、より理解を深めていただくため
新しいページを商品一覧の半幅帯のページにアップしました。
今回は皆様からご要望いただいた、半幅帯の図柄のご紹介も
させていただいております。今後イベント等でご紹介の図柄も
ご覧いただけるかもしれません。その日を楽しみに、寒い時節
ではございますが、気合を入れて職人一同精進しております。
三橋工房半幅帯の魅力を綴ったページはこちらになります。


2015年1月15日木曜日

新しい半幅帯をアップしました。

昨年の10月から今年発表する半幅帯を準備してきました。
今回ご紹介する半幅帯は、三橋工房の人気の図柄の物や
三橋工房の半幅帯に、初めて出会ったお客様にもご満足
いただける3本を厳選して、ネットショップにアップしました。
それぞれの作品名をご紹介させていただきます。順番に
表に見える方から丸紋×鎌倉紋菊づくし×松竹梅唐草
立涌に唐花×庭の飛び石です。よろしくお願いいたします。

  





型小紋三橋工房のカタログです。

型小紋三橋工房では、ホームページのリニュ―アルにともないまして、
昨年1年間をかけて、カタログ「型小紋三橋工房のしおり」を作りました。
初めてお会いしたお客様や、工房の作品をより知っていただくための
ものです。今後型小紋三橋工房のイベントなどでご紹介する予定です。
カタログを通じて、型染めの魅力を身近に感じていただきたく思います。





2015年1月12日月曜日

着物は歴史を語るもの

さる1月6日(火)に三橋京子は江戸川区主催の新年賀詞交歓会に出席しました。
その時の装いが下記の写真で、江戸時代の図柄の菊唐草の長羽織と名古屋帯
を身につけました。どちらも本人が染めたもので、三橋工房を代表する図柄です。
極彩色で染めた上に渋いカーキ色をかけ、和モダンの雰囲気に仕上がってます。
実は長羽織の羽裏は「しゃれこうべ」が描かれていて、5代目栄三のお気に入りを
譲り受けたものです。昔の人はとても洒落たセンスを持っていたのだと思います。
また着物は結城紬で、三橋の義母から譲り受けたものです。着物はその家族の
歴史を語り、次世代へ引き継いでいく大切なモノであることがうかがえる1枚です。




2015年1月10日土曜日

三橋工房の半幅帯物語①

三橋工房の半幅帯は、三橋工房が所有する2万枚以上ある伊勢型紙の中から生まれます。
伊勢型紙を使って、布地に図柄を付ける「型付け」の作業は、「板場」で行います。(1枚目)
1枚目の写真の中の向かって右側の壁にあるのが、工房にとって大切な伊勢型紙たちです。
約6メートルもあるホウノキの一枚板に布地をぴんと張り、伊勢型紙をのせて糊をおきます。
伊勢型紙が十分水分を含んでいないと、図柄がずれていくので、細心の注意を払います。
また、使う糊も呼吸しているので、乾燥や湿気によって具合が異なり、微調整していきます。
糊をおくときに使用するのが、2枚目の写真のヒノキの「へら」です。職人の手の握りにより、
使う「へら」が異なります。また「へら」の先がすりへった時には、やすりをかけて調節します。
このように、三橋工房の半幅帯は、工房に代々伝わる大切な伊勢型紙と、職人のこだわり
がつまった「道具(モノ)」と、昔からの真っ直ぐな職人気質によって、誕生しているのです。















2015年1月5日月曜日

2015年の新しい出会いへ

型小紋三橋工房は、本年も皆様に素敵な作品をお届けしようと、職人一同作業を開始しました。
昨年ホームページをリニュ―アルしまして、早速皆様からお声をかけて頂いて嬉しい次第です。
殊に工房の代表作品の半幅帯は、更に技術に磨きをかけて、皆様にご満足いただけるように、
デザイン性を追求していこうと存じます。昨年の暮れから夏着物の製作にも取り掛かり、新しい
作風もご紹介できそうです。作品を通して素晴らしい出会いを期待して今年も精進いたします。