2016年8月20日土曜日

風にたなびき季節の訪れを待つ半幅帯たちです。

どこか季節の変わり目を感じさせるような天候が
このところ続いており、久しぶりの貴重な晴れ間は
染めあげた反物の仕上げをします大切な1日です。

このような天気の良い日には、「水もと」といって
柄を布地におとしこむ、「型付け」の作業の糊や、
「色挿し」の際の余分な染料を、手作業で丁寧に
洗い流した後に、外で反物を「天日干し」にします。

明るい日差しの中、くっきりと色鮮やかに浮かび
上がる、三橋工房独特の柄行きと斬新な染め色
には、これまでに費やした時間と、繰り返し行わ
れてきたこだわりの手仕事の証が表れています。

10月中旬を予定しております、「秋の三橋工房展」
に向けまして、現在作品製作ををすすめております。
この図柄がどこかでご紹介できるように頑張ります。



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